「将来にわたって生き残り、成功するIT業界の歩き方とは」
こんにちは。プライム・ストラテジー 顧問の吉政忠志です。
シンプルですが重要で、若い人は意外に気が付いていないことを書きます。
将来、効率的に成功したいと思う方は是非ご覧ください。
まず、皆さんが知っている有名な言葉を紹介します。
「強いものが生き残れるのではない、
生き残れるのは、変化に対応できる者だけだ。」
私のことを指して「しぶとい人」「生き残った人」と呼ぶ方がいる通り、OSSの黎明期から第一線でOSSマーケッターを続け、生き残った数少ない一人かもしれません。
もともと一流大学を出た優秀な頭脳を持っているわけでもなく、一流の会社でマーケティングを学んだわけでもないので、当然若い時の私は市場でトップクラスの実力を持っていませんでした。ただ、ハードな職場というか特定分野でトップシェアを持つ会社ばかり経験してきたので、上司からの要求もとてもタフでした。しかも、マーケティングの施策が遅れると会社全体の戦略実行が遅れるので、とにかく早く正確な戦略実行が求められていて、さらに大元の指示が社長やその先の本国の意向によりいきなり変更になるいことも多く、まさに命を削って仕事をしているような状況でした。
でも今振り返るとこのタフな仕事のやり方が、変化に対応できるように私を鍛えてきたように思えます。ここで重要なことを3つ述べますね。ここがこのコラムの肝になります。
一言で変化に柔軟に対応できるということを述べましたが、これを実現するには以下が必要になることを知っておいたほうがいいです。物事全て因果応報です。うまくいく理由がないとうまくいきません。
<変化に柔軟に対応できるための要素>
・先が見通せる
・基礎力がしっかりしている
・タフであること
「先が見通せること」ができないと、直面する変化と今後起こる変化に気が付くのが遅れ、また気が付いたとしても打つ手が正しいか半信半疑になりがちなので、努力の踏み込みが甘く中途半端になり、結果的に変化に対応できません。先を見通すことは結構難しい能力で、すぐに身に付きませんが、以下のトレーニングをされることで身につくと思っています。
・常に予測して、それが当たったかはずれたかを確認し、自己レビューすること
・関連事項の本質の見極めて、結局どうなるかを単純に考える
何事もトレーニングなので、予想&レビューの繰り返しは重要です。そのうちあたるようになります。そして、本質を見極めることも重要です。どの組織も人も、自己が良いものでありたいと考え、良く見せたいと思うので、いろいろな言葉を発します。でも結局はどういう状況で、その組み合わせにより何が起こるかをマップに書くのです。(シンプルに書けば書くほどあたりますよ!)これも予想とレビューを繰り返すことが重要です。風呂でもトイレでもどこでもいいのです。訓練してください。そのうちあたるようになります。
「基礎力がしっかりしている」ことができていないと、何をやるにも負荷が多く、「せっかくここまでやったのだから、今のこの地盤を大事したい」と考えるようになり、過去にしがみつき変化に対応できなくなる場合もあります。つまり、基礎力がないことが変化への判断を鈍らせるのです。どの環境に行ってもやっていける自信があれば、判断を鈍らせることはありません。
「タフである」ことがしっかりできていないと、変化を起こすパワーを出せる、途中で頓挫します。変化することは、過去と未来の施策を同時に展開しつつ、過去をソフトランディングさせ、未来に全力で取り組むので、パワーが必要です。このタフさも筋トレで解決できますね。
かなり概要を3つ書きましたが。いずれも訓練で何とかなります。やるかやらないかはあなた次第です。でも、大きなヒントを書けば、環境によって実現しやすい環境とそうでない環境があるのも事実です。このコラムを掲載させていただいているプライム・ストラテジーはWeb業界のトップベンダーであり、社名はプライム・ストラテジーです。社名の通り戦略性の高い会社です。社内向けの戦略の解説もしっかりしており、ドキュメントも豊富です。鳥瞰する訓練をするにはもってこいの会社です。そして、仕事はトップベンダーらしく、タフですが身になることがとても大きいです。入社した人は必ず鍛えあげられます。
自分を鍛えあげたい人は是非門をたたいてみてはいかがでしょうか?
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