Webエンジニアが生涯年収を上げるためには
こんにちは。吉政創成の吉政でございます。
今回は生涯年収について書いてみます。ここで書く内容は私個人の見解であり、何ら保証はありません。人によっては期待を大きく超える結果になる人もいますし、そうでない人もいると思います。私も今ではこのようなことをかけるようになりましたが、ボタンを掛け違えたらこうなっていなかったと思います。
その人の身になってみないと現状の年収で満足できているかわからないのは正直なところですが、なんとなく感じるのは、能力と年収のアンバランスさが発生しているケースもあるとは思っています。もちろん、その会社で働く理由は年収だけではないと思います。若い時からハイリスクハイリターンな仕事ばかり選んでいると、転職回数が増えすぎて、40歳になったときに転職回数10回みたいな感じになってしまい、社会人としての信用がなくなることがあります。そのなると、その後、良いオファーが来なくなったりします。実際私は、40歳の時点で転職を7回実施して、8回目の転職にかなり苦労した結果、起業したことがあります。起業してうまくいったからよかったですが、うまくいかなかったらかなり大変だったはずです。
総じて年収が高い企業はハードルも高く長く続けにくいところがどうしても出てきてしまいますよね。そういう会社はえてしてインセンティブやボーナスの比率が高い傾向があります。在籍年数が少なくい状態で転職を重ねると、インセンティブ比率がどんどん高くなっていき、ハイリスクハイリターンのオファーか、ローリターンのオファーしか来なくなります。経営者として短期間で辞めてしまうそうな人にベースが高いオファーは出したくないですよね。どんな人材でも結果が出るにはある程度の期間が必要なので、低いベースで高いインセンティブのオファーを出して、成果を出した分だけ払いたいというのが経営者の心情です。でもやはり雇用される側からしてみれば、ベースが高くて高年収というのが目指したいところだと思うのです。経営層の視点で見てみれば、ベースが高い給与を支払える人材というのは、それ以上の収益を安定的に獲得できる人材であり、そうでない人を雇用しておくと、会社は収益性が下がってしまい、そもそもベースが高い給与を支払えなくなります。つまり、地力を上げて、それに見合ったリターンを安定的にもらえる会社で長く働くことが、生涯年収を上げるコツだと思っています。
生涯年収を上げる地力をつけるには、トップベンダー切磋琢磨するのが一番
ちなみに生涯年収は1990年代をピークに年々下がっています。一方、生涯消費金額は年々上がっています。この流れに逆行しないと、金銭的に豊かになりません。皆さんの今の状況はいかがでしょうか?
ちなみに前述では、経営者の心情を書きましたが、別の観点で経営者が良く口にする言葉があります。それは「いい人材はいくらでも欲しい」という言葉です。つまりいい人材になれば、良い転職先も見つけやすいということです。
そしていい人材いなるためには、とにもかくにも技術力を上げる必要があって、この技術力というのは経験値を伴った現場力も含めての話です。そのためには技術力を上げることができる環境で働くのが大事です。結局、その人の成長には環境が大きく左右します。
Web開発をやりたいのに、違う開発の業務をしていてはいつまでたってもWeb開発には進めないですし、AIやりたいのに、違う開発の業務をしていてはいつまでたってもAIの開発には行けません。そして、その分野のトップベンダーのほうが技術力が高い人が多く、難易度が高い開発案件も多いため成長しやすいです。
一見話が変わってしまったように思えるかもしれませんがこの3年でPHPの求人数は2倍ほどになっています。この3年はコロナ禍の期間であり、非接触の事業を強化するためのWeb開発であり、非接触のビジネスは軌道に乗れば収益性が高いビジネスになります。なぜならば人件費のコスト比率が減るからです。そして、非接触のビジネスは接触時からデータが取れるため、デジタル化やDXの基盤としてもWebは採用されています。デジタル化が進めば、AIによるビジネスの仕組みを作りやすいですよね。つまりWeb開発を通じて、AIやDXに関連する開発ができるようになったということです。もちろん、そういう会社で働けばという話なのですけど。
AIやDXに関連する開発は集積性が高い基盤を作ることになるため、その開発を担うエンジニアは経営者から見れば、リターンが高い高スペックな人材と見えるはずです。Webエンジニアにとってみれば、今が生涯年収を上げるチャンスかもしれないですよ。
このコラムを掲載いただいているプライム・ストラテジーは言うまでもなく、国内トップクラスのWeb開発・運営会社であり、WebとAIを活用したハイパーオートメーションのトップベンダーです。この分野で技術力をさらに鍛えたい方は、一度門をたたいてみてはいかがでしょうか?
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