吉田行男顧問による社員インタビュー「大曲仁」編～未経験からの業界トップエンジニア、そしてCTOへ～

今回は、取締役の大曲仁さんを紹介したいと思います。

大曲さんは、2003年にデザイナーとしてプライム・ストラテジー株式会社に入社した、創業期メンバーです。
それまで、渋谷で10年近くDPEショップの店長として働いていましたが、デジタル化の波に抗うことができず、業績が低迷し閉店を機に退職しました。その後、Webデザイナーを目指して、デジタルクリエイター育成専門スクールであるデジタルハリウッドに入学ました。6か月の就学中にポルシェジャパンのコンテスト入賞やOJTプロジェクトにて「永遠のマリア・カラス」日本語版公式サイトの制作に携わっていました。

入社後は、デザイナーとして自社サイト、クライアントのWeb制作に携わっていました。その当時担当していたクライアントの業種・業態は様々で、広告代理店、スクール、楽器店、整体サロン、クラシックカメラ、移住コンサルティングだったようです。

　2007年には、社内の組織改編に伴ってプログラマーに転身しました。元々、高校時代はマイコンブームで、MSXパソコンなどを活用し、BASICなどでプログラミングを経験していたこともあり、抵抗なくスムーズに職種変更に対応できたようです。当時は、独自フレームワークを開発し、ビジネスを展開していましたが、メンテナンス作業が大変なこともあり、2008年にオープンソースの適用を検討し始めました。

当初は、WordPressだけではなく、Drupal、Joomla!などのCMSも評価しましたが、グローバルでのシェアやユーザインターフェースの理解のしやすさなどを考慮した結果、WordPressが最適と判断し、このWordPressを活用したシステム開発に移行することにしました。WordPressコミュニティでは、公式プラグインの開発、日本語フォーラムでの回答、イベントでの登壇など積極的にコニュニティ活動にも関わってきました。

その後、WordPressでビジネスを推進していく上で、性能向上を図るため超高速WordPress仮想マシン「KUSANAGI」を開発しました。これは、それまで開発・運用してきたWordPressビジネスのノウハウが凝縮されているもので、３年で20,000台の稼働実績を持っており、今では、その他のOSSと比較される側になっています。

2017年に取締役に就任し、現在は組織づくりを主な業務としています。社員向けの研修を企画したり、自らも講師として研修を行うこともあるそうですが、そのような時に、社員に対しては、Webに関する知識は幅が広すぎるので、得意分野を見つけて、突き抜けるようになって欲しいということをお話しされているようです。また、オープンな場で様々な情報を発信し、吸収するようにすることも心掛けて欲しいと思っているようです。

◆カメラマン「吉政忠志」の目
プライム・ストラテジー顧問兼カメラマンの吉政です。大曲さんは創業期からプライム・ストラテジーの技術をけん引してきた紛れもない技術のトップになります。大曲さんは未経験からのWordPressの技術者として国内トップクラスの技術力を身に付けた努力の人でもあります。WordPressの技術記事を検索すると大曲さんの記事をよく見ると思います。プライム・ストラテジーは未経験から極めた人材が多く在籍しています。新しいことにチャレンジしたい人（未経験でのチャレンジは結構大変ですよ！でも勝負しないと人生は変わらないと思っています）、さらに高みを狙いたい人など、自分の将来にチャレンジしたい人にはお勧めの会社だと思います。
プライム・ストラテジーに興味を持たれた方は以下の採用情報をご覧ください。
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