生涯を費やす時間の中で会社に費やす時間は長い。それ故に人生を大きく左右する

こんにちは。吉政創成の吉政でございます。

生涯を費やす時間の中で会社に費やす時間は長いです。人によっては睡眠時間以上かもしれません。そして人生は連続した判断と経験の積み重ねによって、成り立っています。振り返れば、自分自身の人生も、あの転職の時に、A社にいくかB社に行くかという判断があり、違う判断をしていたら、今のような人生にはなっていなかったと思います。例えば、わかりやすい話でいえば、私が立ち上げてきたPython試験、PHP試験、徳丸試験、KUSANAGI検定、Rails試験、RTXルーター検定、Pythonとネットワークの自動化検定、IPv6検定も私が独立していなかったら、存在しなかったかもしれない試験です。(ほかの誰かが作ったかもしれないですけど) 

若い時にPython試験やPHP試験を立ち上げるなんて思ってもいなかったです。

私自身は今の人生に不満があるわけではなく、生まれ変わってもこの人生を歩きたいと思っていますが、この人生もちょっとしたことで大きく変わると思うのです。新卒時に入社した大手SI会社では最優秀新人賞やプレゼンテーション大会の最優秀賞をいただき、営業成績もかなりよかったと思います。今の妻と出会い結婚し、妻が支えてくれるから大丈夫!ということで外資系に転職しました。その後、年収は上がり、転職も重ね、年収は31歳の時点でサラリーマンの平均年収の4倍になり、その勢いのまま独立し、失敗し、サラリーマンに戻り、転職をしすぎて、年収が下がり、背水の陣で二回目の独立をした、、そんな人生です。

※このあたりの流れは以下のコラムでも書いております。興味がある方はご覧ください。(20万人に読まれたコラムですので、興味がある方は反面教師的なネタとしてご覧ください)

最低3年は会社にいなさいと言われ、3年毎に転職して行ったら40歳になったらオファーが無くなった件
https://blogs.itmedia.co.jp/yoshimasa/2014/12/3340.html

20代30代前半までは外資系に転職して給与がかなり上がり、雇われる人生から一人で歩く人生を選択するも、失敗しました。あの時、独立していなければ、今もサラリーマンでいたと思います。1回目の独立の直前は31歳で、部長職だったので、今ごろはどこかの会社の役員か、子会社の社長をやっていたかもしれません。もしくは、転職しすぎて、違う業界に流れていったかもしれませんよね。

その当時、10年後に再度起業して、国内初のマーケティングアウトソーシング専門会社を立ち上げて、サラリーマン時代にLinuxやXMLの試験を立ち上げた際のノウハウを活かして、認定試験を立ち上げるなんて思いもしなかったです。

そもそも相当転職を繰り返していたので、どうなっているかわからない人生だったと思うのです。そんな私の2回目の起業時に手を差し伸べていただいた、お客様のお陰で今につながっています。

稀有な経験を詰めたからこそ、最悪な状況でも次の道が見えた。皆さんの経験はいかがですか?

昔話が長いとつまらなくなるので、簡単にすましますが、私の場合は、ノベルのメルマガ、ターボリナックスのパートナープログラム、認定試験、インフォテリアのパートナープログラム、認定試験、ワイズノットのパートナープログラムはサラリーマン時代に私が立ち上げました。全てニュースになっています。調子に乗って転職を繰り返したり、勢い余って独立しましたが、何とかチャンスをいただき、今、私が4社を経営できているのも、過去の稀有な経験があったからだと思っています。新しいことを立ち上げることはハードルも高く、リスクもあります。ただ、経験値が上がります。結果、良い判断も悪い判断もありましたが、良い方向になりました。そもそも、その時代にニュースになるような会社は、それなりのビジネスモデルがあり、人材も優秀な人が多いので、その環境で働けたことが大きかったです。飛び込んで成果が出なかった会社も当然あります。でも、チャレンジした経験が大きいです。そして、その経験によって人生は変わりました。

皆さんには皆さんの人生があり、それぞれの幸せがあると思います。仕事で成功するだけが人生ではなく、自分自身が、「この人生好きだな」って思える人生になればよいと思うのです。

ただ、もし「このままじゃ良くないよな」「もっと自分が生かせる環境があるじゃないか」って思うのであれば、新しい環境にチャレンジしてみるべきと思うのです。

このコラムを掲載いただいているプライム・ストラテジーは、いうまでもなく、Web技術の国内トップベンダーの一社であり、ハイパーオートメーションで上場を実現した、ハイパーオートメーションのWeb分野の先駆者です。Webがなくなることは当面なく、ハイパーオートメーションは今後大きく拡大する市場です。興味がある方は、是非、話を聞いてみてはいかがでしょうか?

興味がある方は、以下の募集職種をご覧の上、人事担当までお問い合わせいただければ幸いです。
https://recruit.prime-strategy.co.jp/profession/

最後までお読みいただきありがとうございました。このコラムも65回続きましたが、今回が最終回になります。またどこかでお会いできれば幸いです。

それでは皆様の今後のご発展を心からお祈り申し上げます。