コロナウイルス後も必要な人材とは(不景気に強い人材になろう)

新型コロナウイルスによって世の中の大半の企業が事業転換または事業の加速化を余儀なくされてしまった。

新型コロナウイルスは改革や革命のような影響を企業に与えてしまったように思える。新型コロナウイルス自体の致死率は人類に壊滅的な致命傷を与えるわけではないが、風評被害を含めるとかなりの脅威である。そういう意味では今の時代合わせた深刻な影響を与えるウイルスと言っても過言ではない。

このようなパンデミック型のインシデントは10年おきぐらいにやってくる。SARS、MARSなどなどだ。10年ごとに給与が下がったり、就職ピンチが起こってはたまったものではない。できれば、大きな影響があっても生活が安定してほしいし、不景気に強くなれればさらに良い。

私は幸か不幸か、サラリーマン時代も起業後も不景気に呼び出されて、不景気でも業績を伸ばしてきた。別に死の商人でもなく、マスクを転売したわけでもない。転売のような付加価値のない商売は一番嫌いである。

不景気の時でも企業は業績を継続したいし伸ばしたい。できれば利益を伸ばしたい。そう思っている。企業はどんな時でも営利の継続的追及が第一義である。

不景気な時ほど収益貢献ができる人材や業績向上のノウハウを持っている人材は重宝される。そういう人材は不景気になるとオファーが増え、仕事を断るとお金が積まれることもある。そういう人材はどういう人材なのか。私の定義は以下である。

・収益化経験が豊富な人材

・収益化を実現できる能力を持った人材

人間は学習した情報を参考に経験で判断していくので、経験はかなり大きい。経験だけでは成功しないので、能力は前提である。能力は学習と努力で何とかなる。重要なのは収益化の経験のほうである。

収益化経験を積むには常に工夫を重ねている惰性にならない会社で働くことが前提である。トヨタのカイゼンでもなんでもいいのだが、常にPDCAをぐるぐる回して、チャレンジと工夫を繰り返していて、成長している会社で働くのが一番効果的である。

どんな会社でも収益化とか効率化とか口に出しているが、実行できているか、成果が出ているかが重要なのである。口だけの会社も多い。それくらい難しいことだから希少価値があるということだ。

最後に、そういう会社の見分け方を伝える。その会社のトップページの更新情報を見れば一目瞭然である。まったく更新がない会社、更新しても同じことの繰り返しの会社、事業が拡大していない更新内容の会社、これらすべて収益化経験が得にくい可能性があるのだ。

特に若手で有望な方、自分の才能を無駄にしてはいけない。

才能があって経験が少ないと、将来悔やんでも悔やみきれない。

大手企業で塩津家になっているかつてのホープがどれくらいいるか想像してみよう。

さて、このコラムを記載いただいているプライム・ストラテジーの更新情報を見てみよう。

https://www.prime-strategy.co.jp/information/

なかなかですよね。

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