マーケティングを志すなら実践的で本格的なマーケティングを学ぶべき

こんにちは。プライム・ストラテジー　CMOの吉政でございます。

マーケティングを志す方がかなり増えている印象です。また、最近では、●●マーケティング担当という肩書もよく見るようになりました。この背景にはやはりDXやデジタル化を推進する企業が増えており、分析系業務が増えた結果、マーケティングの肩書を持った人が増えたのだと思います。

さて、私が今回紹介したいのは実践的で本格的なマーケティングの話です。

実践的で本格的なマーケティングとは

私が30年間マーケティングの仕事をしてきて考えている、実践的で本格的なマーケティングとは以下であると考えています。

しっかりとした知識に基づく、本質的な理解ができていること
成果が出やすいマーケティング施策を複数の施策の中から自発的に選択して実行できること
選択した施策で成果が出ないときに、二の矢三の矢を打てるバックアップ施策を用意できること
チャンスの時や、悪化する前に、確実な手を自発的に打てること
各マーケティングの効果測定ができ、一連のPDCAが回せること

上記を見る尾と、施策パターンをたくさん知っていて、それぞれの局面で最適な施策を選べ、実行できる力が重要なことは想像ができると思います。この経験に基づく施策の多さは様々な局面で所属会社を助けます。この施策を多く知るための方法は本コラムの後半で解説します。

まずは知識を学ぼう

前項の１については書籍や研修でも良いので、担当を希望する職種のを一通り学んだほうが良いと考えています。担当を希望する職種というのはマーケティングと言っても、大まかに以下の様に大別されます。

・製品企画・サービス企画
・広報
・マーケティングコミュニケーション（イベント・セミナーの企画運営、広告、カタログ作成。WebマーケティングやSNSマーケティングもこの中に含まれることがあります）
・チャネルマーケティング（販売パートナーのマーケティング支援）
・調査分析

ざっと羅列しましたが、上記に意外にもコーポレートアイデンティティ（CI）もありますし、他にも細かく上げると出てくるかもしれませんが、凡そ上記に大別されるはずです。上記のカテゴリごとに専門的な知識は求められているので、学ばれる際はそれぞれの専門書や研修を受けられるのが良いと考えています。専門書を読まれる際はなるべく新しい本から選ぶのが良いと考えています。その分野も常に進化しており、新しい手法や技術が誕生しているからです。一方で最新の専門書や研修がなかなか無い分野もあります。例えば、チャネルマーケティングやマーケティングコミュニケーションの分野がそれに該当します。専門書が無くてもマーケティングの入門書やPDCAの手法を解説した書籍、または例題が多いMBAの書籍などは読んでおいたほうが良いと思います。自分が特に役にな立ったのはPDCA関連の書籍と、実際のビジネス事例が記載されているMBA書籍は分かりやすくて、とても助かりました。本格的で実践的なマーケティング力を身につけるためには、知識は前提ですが、どれだけ多くの施策パターンとその効果が頭に入っているかが極めて重要なので、実例が多い書籍はとても重要なのです。興味がある方は、Amazon等のネット書店で中身を見たり、書店で中身を見て、事例が多い書籍を読んでみるとよいと思います。

施策パターンを多く取得して実践力を高めよう

次に実践的で本格的なマーケティングを身につける本論の話をします。その核の話が、施策とその結果のパターンを大量に理解することと、より正しい判断を行えることが重要です。たくさんのパターンを会得することと、正しい判断を行うということはかなりの経験値が必要になります。一方で、社内に経験者がいないと学ぶことができないため、企業によっては学べる環境がない場合もあります。（そのような場合はマーケティングの顧問に委託して、そこからスキルトランスファーを受けるのが良いと思っています。

もし、社内で学べる環境がないと思われている方は、思い切ってマーケティングに強い会社に転職するのもありと思っています。経験値が高い方と一緒に仕事をするのが一番学べるからです。ちなみに、マーケティングに強い会社に転職と言っても、転職先の上司が実践的で本格的なマーケティングを理解していないと本末転倒になりますので、もし転職してしっかり学ぼうという方は、転職先の状況をよく吟味してから転職したほうが良いと思います。

プライム・ストラテジーはマーケティング歴30年のCMOが直接ノウハウを伝授する未経験者歓迎のチャネルマーケッター候補を募集しています。

この仕事は当社のフラグシップサービスである「KUSANAGIマネージド」のパートナー向けマーケティング支援とパートナープログラムの運営をしていただきます。具体的にはパートナーとの協業戦略の立案・運営、販促物の企画・制作、モデルプレゼンテーションの作成、パートナー向けメールマガジンの運営、パートナーとの共同発表・セミナーの企画・運営支援、セミナー登壇、効果測定など、チャネルマーケティング支援全般になります。行動力があり、企画や人前で話すのが好きな方、SNSのフォロワーが多い方であれば、未経験者でも歓迎します。経験がなくてもチャネルマーケティングの手法を知らなくてもマーケティング歴30年の先輩がノウハウを伝授します。

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本コラムは以下の動画でも解説しております。こちらも覧ください。
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