日本の年収は30年横ばいという調査データ。AIで高収益化する企業と低収益コミュニティ化する企業と廃業する企業の3極化へ。君はどの企業を選ぶか。

10月16日の日経新聞朝刊に驚く調査データが一面に出ていた 。OECDの調査データによると30年間日本人の平均年収は横ばいだった。OECD加盟国の平均は約30%増で米国は50%増だ。

30年前の日本の物価と比べて今はどうなったのか。30年間価格据え置きで販売してます!というお店があれば「おお!」と思う人も多いのではないだろうか。多くの商品が30年もたてば価格は上がる。消費者物価指数を見ると、30年間で20%ほど物価が上がっている。

この30年間、物価が上がるも年収は横ばいでも生活できるのは、日本人が倹約生活上手になったのか、社会のインフラが倹約生活に適しているのかはわからない。ただ、30年前社会人になった私としては、当時バブルだったころと比べるとかなり生活スタイルが変わったと思う。

ただ思うのは30年間も年収が横ばいということはもう社会の仕組みとして何かの変革が起こらないと大きく変わらないと思う。そもそも日本が高度成長期だったころは、輸出が高成長のころであり、国際的競争力が高まらないと、高成長は望めない。何故なら日本は小さなリソースの国だから。

一方で日本というか世界的にAIによる変化が起ころうとしている。AIの活用によって業務の効率化と品質の向上が、企業の業績を左右するような時代には必ずなる。生産やサービス供給のコストを考えたときに、人件費とAIのコストを考えると、投資対効果はAIがかなり高い。もちろん、その業務の分野にも依存するが、AIが得意な部分はどんどん広がっていく。

このAIの普及によって企業は大きく3極化していくと私は考える。

  1. AIにより高収益化していく企業(収益重視の企業)
  2. 人が労働することを基準に考える企業(雇用重視の企業)
  3. 廃業する企業

3の廃業は極端な書き方のように思えるが、そもそも日本の企業の9割は10年で廃業される。企業の生存率はそれほど高くないのだ。残る2択のどちらかを選ぶのも自由だ。2の会社を選んで幸せに生きる人もたくさんいると思うし、1を選んで幸せになる人も当然いるはずだ。ただ、年収が高くなるのは総じて1の企業である。収益以上の給与支払いはありえないからだ。

そして、いつの時代でもそうだが、先行者メリットは大きい。先行者メリットが大きい前提は、その分野が普及することが前提だ。AIの普及に異論を唱える人はほとんどいないはずだ。つまり、AIの活用の先行企業のメリットはとてつもなく大きいというロジックが成立する。おそらく10年もすれば、各分野でAIを先行して活用して企業がその業界のリーダーになったり、成長株として位置づけられるはずだ。

そして、先行して積極的にAIを実業務に活用しているプライム・ストラテジーを見ていると、働き方が明らかに違う。マネジメントの仕方も違う。

将来、AIを活用した仕事をしたい人や、AI活用が上手な人になりたい人は、今のうちにプライム・ストラテジーのようなAIを先進的に活用している企業で働いた方が良いと思う。

プライム・ストラテジーがどれくらいAIを活用しているかなど、プライム・ストラテジーの働き方に興味がある人は以下のページをご覧の上、是非、話を聞いてみてはいかがだろうか。

プライム・ストラテジーで働くメリット。