今更ですが、自分を成功させるためには目指す環境で精進するのが一番。有能なのに恵まれていない方は、たぶんこの考え方が原因

今日はすごく当たり前のことを書きます。
当たり前ですが、有能な方ほど気が付いていないと思うので、この場を借りて書きます。

世の中、ちょっとしたことで人生が変わることが多いです。
突然大きなチャンスをもらったり、宝くじに当たったりとかそういうことではなく、自分を成功させるための考え方がちょっとだけ違うだけで、人生が大きく変わってしまうということが多いです。今日はそのことに気が付いてほしくて書いています。

前提としてお伝えしたいのは、有能な人材という定義は、会社や業種、業界によって違うということです。極端な例ですが、ファミリーレストランの店員と、大手企業の役職者では求められる能力が違うので、有能なという定義や条件自体が大きく変わってきます。

そして、チャンスは有能な人に優先的に訪れます。
理由はチャンスを提供する側も成功させたいので、有能な人から順番に「やってみませんか?」と持ち掛けるためです。

チャンスを得ることで、人は効率的に成長し、成功していくと思っています。

この前提で以下の文章を読んでみてください。

Aさんは、会社の中でそれなりに有能な人材でした。将来自分のキャリアアップを描いていて違う分野に転職を考えています。とりあえず、違う分野の勉強をしながら転職活動を始めました。

Bさんは、会社の中でそれなりに有能な人材でした。将来自分のキャリアアップを描いていて違う分野に転職を考えています。とりあえず、違う分野の勉強をしながら、今の会社で成績一番を取り、当時の目標を達成してから転職しようと考えています。

二人は同じような状況ですが、転職を考えるタイミングが違いますよね。
立派なのはBさんです。きっとBさんは物事をきっちりやり遂げてから次のステップに進む人だと思います。それはそれで素晴らしいかと思います。

しかし、違う分野では別の能力が求められるので、早めに行きたい分野に就職して経験を積んだ方が、新しいキャリアで成功する確率は高いです。

もちろん、Aさんが仕事の能力が皆無だったり、新しい分野に向けて勉強がゼロだったり、すでに高齢だったりした場合は全然違う話になります。

もう少し具体的な話をします。

Aさんは、大手企業に在籍していて成績が優秀でした。将来起業をしたいので、ベンチャー企業に転職して、ビジネスの立ち上げを経験したいと思っています。

Bさんは、地方の中小企業に在籍していて成績が優秀でした。自分の力をつけたいので、有名なベンチャー企業に転職して切磋琢磨で自分を伸ばしたいと思っています。

Cさんは、東京の中小企業で在籍していて、成績が優秀でした。若い時に拾ってもらった恩がありますが、もっと力をつけるべく、転職を考えています。

3者三様ですね。このような方がもし存在していた時の私のアドバイスは以下です。

「Aさん、大手企業と軌道に乗ったベンチャー企業では、一日の作業量、決裁スピードが全く違います。早くベンチャー企業に転職しないと、大手企業の文化が染みついて、ベンチャー企業では役に立たなくなる可能性が高いですよ」

「Bさん、地方の中小企業と東京の軌道に乗ったベンチャー企業では、一日の作業量、決裁スピードが全く違います。判断の基準も違います。これらが違うから軌道に乗ったベンチャー企業は成長力が高いのです。早くベンチャー企業に転職しないと、そのスピードについていけなく、ベンチャー企業では役に立たなくなる可能性が高いですよ」

「Cさん、中小企業と軌道に乗ったベンチャー企業では、そもそも経営陣の能力にかなり差があります。会社の成長力は経営陣の有能さで大きくかわります。当たり前ですが、経営陣より優秀な人はそもそも入社しませんし、入社しても長続きしません。結果的に会社の成長力は経営陣の有能さで決まると思いますよ。」

と思います。言葉の選び方に難があるのかもしれませんが、本音で言えばこんな感じです。大体当たっているはずです。

必ずしも自分が能力的に成長すれば幸せになれるとは言いません。
成長しなくても幸せな人はたくさんいます。
ただ、成長したり、成長して成功した方が、選択肢が増えると思っています。
それによって、自分にとって良い選択をすることも多いと、私の経験からも思っています。

上記の例についてご不快に思う方もいるかもしれません。上記は個人的な見解であり、当然例外もあります。
地方で軌道に乗った素晴らしいベンチャー企業や場所を問わず中小企業もたくさんあります。
ただ、あくまで確率的な話を述べています。

場所やその企業の状況などはさておき、自分に合った環境で働くのが一番だと思います。このコラムを読んで理解いただきたいのは、自分が進みたい方向が別にある場合、早めに転職してその場所での能力を高めないと、今磨いている能力が役に立たなくなる可能性があるということです。

軌道に乗ったベンチャー企業の話を聞いてみたい方は、是非、プライム・ストラテジーのオンライン就職相談室を訪ねてみてください。

プライム・ストラテジーオンライン就職相談会へ

それでは今日はこの辺で。