才能を無駄にしてはいけない。才能を活かせる人は、自分を伸ばせる環境で働くべき
今年、50歳になった。社会人になって25年以上が経っている。これだけの年数が経つと、社会人スタート同期のメンバー同士でもかなり違った人生を歩いている。一言で言うと本人の能力と環境で相当違うのだ。能力がある程度ある人は、その能力に見合った環境が無ければ、腐っていってしまう。能力があって、成長しやすい環境で生活している人はかなり花開くのだ。若い人に言いたいのは、ご自身の才能を活かせる場所で全力を尽くしてほしいということだ。才能は伸びた地点から次のスタートが始まる。才能の開花による到達点は、うまくいけば果てしなく遠く、広がりがあるのだ。才能を無駄にしてはいけない。
私はある程度経験を積み、仕事をこなせる能力を持った人が更に成長するには、自分の考え方、動き方を変えるくらいの経験を積める環境が有効だと思っている。
同じレベルの作業を繰り返す事で、当然品質は上がっていく、しかしながらその品質の上がり方は、ある一定の成果を生み出す活動の範囲の中での品質が上がるという意味で、成果自体を大きく向上させる品質ではないことに気がついて欲しい。この環境はあまりお勧めできない。
例えば、コーディングを続けていけば、完成品としてのソフトウェアの品質は上がる。しかし、完成品としてのソフトウェアが生み出す性能やユーザーの投資対効果を上げるには、設計を抜本的に変えるか、コンピューターエンジニアリングを革新させていくことが一例として有効なのである。自分を進化させられる新しいきっかけを得られる環境がいいのだ。会社で言えば、常に新しいソリューションを世に出している会社が好ましい。産みの苦しみで大変な面もあるが、それゆえに成長しやすい。
このような会社は、技術力を活かした、新しい仕組みを作る会社に多く見られ、その市場を革新させる意識、戦略、ビジネス設計、アーキテクト、技術設計などを経験することが人を大きく育てるのだ。
社会人になり25年以上、ノベル、SAP、ターボリナックス、インフォテリア、ワイズノットなど、新しいチャレンジをする会社で自分の力を全力で出し切ってきた結果、業界でもいいポジションが取れた。そう言う環境で働けて本当に良かった。どこで働け、どこで全力を活かせるかはほんとに重要なのだ。
このコラムを記載していただいているプライムストラテジーは超高速化技術でWebを世界を変えようとしており、KUSANAGIや、それに続くWEXAL®️シリーズなどの新技術も進化している。この節目を自分の力でさらに加速化したいと思う人は、一度会社に遊びに来てはどうだろうか。
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