20代の皆様へ:20年後の履歴を考えた時がありますでしょうか? ~基本的に採用時は過去の経験をもとに判断されます~
皆さんが自分の職業人生で勝負をかけるときは何歳ごろでしょうか?
毎年、毎月、毎日、勝負をしていて、常に勝負をかけている。という人もいるでしょう。
少なくともききちんと成長している若手の人は常に何かにチャレンジしていると思うので、勝負の連続かもしれません。
ただ人生を歩いているいくと、もっと大きな本当の大勝負というタイミングが来ます。そして振り返ってみるとそれが分岐点だったりします。
そのチャンスに乗れるかどうかが結構大きいはずです。そしてその大勝負はえてして、チャンス側が皆さんを選ぶ状況だと思うのです。
チャンスが大きければ大きいほど、チャンス側が選ぶ側で、皆さんが選ばれる側なのです。
そして、チャンスが大きければ大きいほどその競争相手は強力です。
ぼんやりとした書き方をしましたが、何となく理屈はわかりますよね。
ここで将来の大勝負で有利にするために重要なことが3つありますので、お伝えします。
1.各カテゴリのトップクラスのベンダーに在籍しておく
2.将来必要となる能力を証明する履歴を作る
3.伸びている会社、元気な会社での経歴を作る
「1」の各カテゴリのトップクラスのベンダーに在籍しておくという意味ですが、今20代の若者が40代半ばで大勝負をしようとしたときに、過去の履歴書を見て知っている会社に在籍しているか、知らない会社ばかりに在籍していたかでは違うという意味です。10年、20年もすると、業界のトップクラスの会社しか残りません。まだ時代時代でそのカテゴリで一位の会社はみんなに覚えられているので、「あぁ、あの時のあの会社にいたんだね」となり、有利になります。少ない椅子を取り合ったときに、履歴がすべてではないですが、履歴がいいほうが有利なのは当たり前です。能力があっても履歴が悪いと「何かありそう」となり不利になります。そして、無名の小さい会社と中堅でもそれなりに売り上げを上げている会社では、会社の運営の仕方が違うので管理職クラスのポジションになると、無名の小さな会社ばかりの経歴の人は「通用しないかも」と思われがちです。それゆえに、大手企業の人は大手企業を渡り歩き、外資系の人は外資系を渡り歩き、中小企業の人は中小企業を渡り歩くのです。もし、将来、それなりの会社で活躍したいと思う人は、大手なら大手、ベンチャーならベンチャーに在籍しておく必要があります。今、SESの下請けをやっていて、将来、大手企業や上場企業で働きたいという人はチャンスがあれば、転職を狙ったほうがいいです。
「2」の将来必要となる能力を証明する履歴を作るという意味ですが、将来出世したい、起業したいというのであれば、管理職を狙ったほうがいいのですが、そういう人が今の会社で自分の出世の目がない人がいましたら、転職を考えたほうがいいです。例えば、35歳になったときに管理職未経験ですと、履歴書を見られて過去の会社で管理職不適格と判断されていたんだなって思われ、管理職として転職することが難しくなります。結局、採用や異動は過去の経歴を見て判断するので、年相応に管理職になれないと、将来もなれない可能性が高くなってしまいます。キャリア形成はタイミングも重要なので本当難しいです。
「3」の伸びている会社、元気な会社での経歴を作るですが、常に売り上げが下がる会社の経歴ばかりだったり、必ず会社が倒産して転職する人は、「不幸な転職者」に見えるので、いいチャンスからは外されていきます。一方で会社が伸びているときに常に在籍している人は、「伸びている会社に採用される人」「業績拡大に貢献している人」という印象が強くなり、チャンスで採用されることが多くなります。
若いと管理職や社長経験がないので、ついつい近視眼的に考えがちですが、経験すると上記のようなことがわかると思います。
勢いのある業界のトップベンダーで自分も成長できる会社で経歴が積めるといいですね。
皆さまはいかがでしょうか?
このコラムを掲載いただいているプライム・ストラテジーはWeb業界のトップランナーの1社で、ここ数年で大きく成長している会社です。
以下のページにはプライム・ストラテジーで活躍し成長している若手の社員を吉田行男顧問がインタビューをしている記事が多く掲載されています、興味がある方はぜひそちらもご覧ください。人生の選択の参考になると思います。
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